『絶対的な自信をつくる方法』 森川陽太郎著 ダイヤモンド社
絶対的な自信をつくる方法---「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる 森川 陽太郎 ダイヤモンド社 2014-07-11 売り上げランキング : 259044
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とある書評を読んでいたら、この『絶対的な自信をつくる方法---「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる』が掲載されていた。なかなか面白そうな本かなと思い、書店に行ってしばらく立ち読みをしてみる。なんだか今の自分に必要な感じがするので、とりあえずこの本を購入することに。
さて、家に帰って読んでみようかと思ったのですが、どうも“横峯さくらの旦那”というところが胡散臭く思ってしまう。こういう偏見を持つのは全くもって良くないことなのだが、自分の性としてそういうところは未だもって否定できないところが、まだまだ子供なのだなぁと思う。
ということで、購入してから1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、あっという間に半年が経とうとしていた。で、そろそろそんな偏見も追いやって、ダメ元で読みはじめてみる・・・。
すると、ふむふむ、うむうむ、あああぁぁぁ・・・。
自分がやっている失敗例がたくさんここには記載されているではないか!
最近の自分は、ハードルを高くし過ぎているとことがあったのです。何かと言えば完璧なものを求めがちで、あれもこれもと手を出してしまって、高いハードルをあちこちと立てまくってしまう。そしてどれ一つうまく事が運ばずに自己嫌悪・・・。頭の中はヒートアップ後、ノックダウン。どれも中途半端で頓挫してしまう。これは自分の才能が無いことによるものか・・・と自信喪失。
こんな失敗を繰り返している方は多いのではないでしょうか?
本書は、このような高い目標を掲げながら、いつも、どれも身につかずに終わってしまう方へお薦めであります。低い目標を掲げることなんて、最初から諦めているのも同じと思っていましたが、実は低い目標を超えていった先にこそ大きな成功があるというもの。それがたとえ大きな目標ではなくても、一つ一つクリアできた喜びは、自分にとっては大きな自信になる。
そうなのだ、人生の最終的な目標は、等身大の自分でいること、そして、その等身大の自分にこそ自信を持てるようになるのだ。あれもこれもと目標を盛りだくさんにしてしまい、結局何一つ達成する物がない人生よりも、一つでもいいから自信を持てる何かがあることがしあわせに違いない。本書は、小さなことからコツコツと積み上げる、そのことの有意義さを知ることができる一冊です。
読後、最初に持っていた“横峯さくらの旦那”という偏見はなくなり、ただただ良い内容だったと思いました。そしてこれは自信を失いかけている多くの方への処方箋だと感じました。今一度読み返して、実践しようと思う。
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絶対的な自信をつくる方法---「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる
- 作者: 森川陽太郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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